※令和7年8月現在の金利推移図表
先月(7月)の日銀政策会合で政策金利は0.5%のままで据え置かれました。
トランプの相互関税の影響が見えるまでは据え置き
ということでしたので、金利を上げる判断はまだ早い、
ということなんだと思います。
ただ、ニュースでは次のように追加利上げについて日銀の植田総裁や
他の理事はコメントしていたようです。
「追加利上げについては、「経済・物価情勢が改善し、基調的な物価上昇率が高まっていくという見通しの確度や、リスクを確認しながら先行きの利上げの是非やタイミングを毎回の決定会合で適切に判断していく」と(日銀 植田総裁が)述べた。」<読売新聞 2025年7月31日>
別の日銀幹部からも、「関税が日本企業の業績に与える影響を確認した上で利上げを判断するべきだ」などの意見が出ている。<読売新聞 2025年7月26日>
テレビのコメンテーターも言っていましたが、コメントから見るに
これは秋ぐらいに追加利上げがあるのかなという気がします。
もともとトランプの相互関税がなければ、利上げはされる、
想定でしたので、関税の影響が少なければ踏み切るのではないでしょうか。
次の日銀政策会合は9月18日・19日ですが、ここでは方向性の確認をして
その次の10月29日・30日あたりで判断かなという気がします。
ただ、利上げといっても、当初は0.25%の利上げと思っていましたが、
0.10+-0.05%ぐらいかもしれません。
どちらにしても、住宅ローンの変動金利の上昇は年内はあまりなさそうです。
あるとすれば、翌年1月あたりでしょうか。
少し先に伸びただけでも、その間に対策を取ることができます。
審査や返済額に影響が出るだけに続けて注視していこうと思います。
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