2021年の仕事を振り返って

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2021年はまだ少し日がありますが

ここで1度、2021年の仕事を振り返ってみたいと思います。

私の感想としては、首都圏では不動産価格のバブルが起きたために、

売る側の立場では仕事がやり易い1年でした。

 

たとえば、親子間、親族間での不動産売買では

不動産価格の高まりから担保評価が上がり

買い手側の融資審査が通りやすくなり、結果、話がよくまとまりました。

ローンの残債よりも融資を多く導くことができ、

かつ、時価の考え方に調整が利きやすかったと言えます。

 

また、相続による不動産売却では、例年の約1.4倍程度の高値で

売れるなど、オーナー様にとっても納得がいきやすく

かつ、私も(高値で売れるので)お話がしやすかったように思います。

相続人皆様の配分額が大きいと、それだけ話がまとまりやすくなります。

たまたまではありますが、世田谷区のお客様は相続が起きて2年ほどたった

今年に遺産分割協議書がまとまり、土地の売却となりましたが、

当初の想定よりも8,000万円近く高くなったので驚いていました。

コロナが起きたときは「価格が安くなり、相続税が支払えるのか」と不安でしたが、

まさかの結果となり、決済の日は笑いながら手続きを終えることができました。

本当に何があるのか分かりませんね。

 

他にも今まで融資を絞っていた金融機関がコロナ融資が少なくなった今年は

積極的な姿勢に変わり、また、コロナ禍でも昨年と比べて動きやすかったので

様々な面でバランスが取れた1年として

不動産の問題が解決しやすい1年だったと思います。

 

ただ、買い手の立場では非常に仕事がしづらい1年でした。

何と言っても市場に出ている不動産の数が少ない・・・

おそらく来年も市場に出ている不動産の数は少ないはずなので

このきつい状況はまだまだ続き、買い手にとっては我慢が続くのだと思います。

何とか良い物件をご紹介したいところです。

 

私も年内のご依頼はあと2件の解決を残すのみ。

他は年明けになりそうですので、ゆっくりこの2件のご依頼を

満足いく解決へ導いていきたいと思います。

 

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