ゴールデンウィーク(令和4年)を挟んで親子間/親族間売買の
お問い合わせを数多くいただきました。
さて、そのお問い合わせいただいたお客様たちと話をしてみて
分かったことがあります。
親子間・親族間売買は特殊な売買なのに、その住宅ローンについて
勘違いや思い込みが多い、もしくは軽く見ているような気がするのです。
親子間・親族間売買での住宅ローンは事前準備をしっかりするかしないかで
その審査結果が大きく変わってくるのです。
親子間/親族間売買での住宅ローンは、
『金融機関から一度断られたら他の支店、
どの担当者と話をしてみても結論は変わらない』
と思い込んでいる方が多いです。
また、『準備する/しないに関わらずローンの
審査結果は変わらない』とも思っている方も多いです。
しかし、これらは間違いです。
「●●銀行の●●支店に行って話を聞いてみたところ、
『うちは親子間での不動産売買に融資は出していないんですよ』
と断られてしまって・・・」
「それは、事前とか融資の審査をされたのですか?」
「いえ、そこまではいってなくて、軽く聞いただけです」
「それなら、別の支店の担当者だと違う結論になることがありますよ」
「ええっ、そんなことあるんですか?」
「はい、お客様の条件なら、他の支店なら可能性としてはありますよ」
結果、昨日になって住宅ローン承諾の連絡がきたので
お客様に連絡をしたところ
「いや、本当にそんなことがあるんですね」
となりました。
これは普通にあることなのです。
その理由は金融機関サイドの方にもいろいろとありますが、
それ以上に、こちら借りる側サイドに問題があるのです。
その最もなのが、きちんと情報をまとめて
「この条件ですが、住宅ローンは可能でしょうか?」
と確認をしていないことです。
皆さん、あいまいな状態で「親子間での売買ですが
住宅ローンは可能でしょうか?」と聞くので
金融機関の担当者も心の中で”面倒くさい話だな・・・”となり
「いやーうちでは取り扱わないんですよ」
となるのです。
ただ、親子間/親族間での売買という条件以外では
住宅ローンが可能そうと、ここまで条件を詰めておいた上で
「住宅ローンを検討してくれますか?」と聞けば
金融機関の担当者も
「あとは親子間/親族間での売買だけをクリアすればいいのか・・・・・」
となり、試しに上と話をして審査をしてみよう、となり易いのだと思います。
※私は勝手にそう思っていますが、今までの案件で裏取りして
みるとほぼそのイメージで合っています。
ということで、もし金融機関に親子間売買や親族間売買での
住宅ローンを相談をするなら、
『あとは親子間/親族間売買という条件のみクリアすれば良い』
そこまで準備してから確認するのがベストでしょう。
是非、参考にしてみてください。
ご連絡は以下までお願いいたします。
武蔵野不動産相談室株式会社宛
親子間売買・親族間売買の詳細は以下ホームページで御覧ください
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