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2008年10月04日

抵当権を抹消するスケジュールの組み方は?

 

 買主様が融資を組まれる場合には、その本審査承認後に末梢手続きを取ります。また、買主様が現金で購入される場合には、契約後でしたらいつでも末梢手続きをとって構いません。但し、決済日が確定していないと金融機関も受け付けていただけませんので、まずは決済日の確定が必要となります。

 

  抵当権の抹消スケジュールの取り方については、債権者の担当者名と連絡先を媒介先の不動産業者に伝え、売却活動に入る前に確認していただいた方がいいでしょう。また、ご自身でも念のために債権者に連絡をとって確認しておくべきだと思います。早目早目の対応が、後のトラブルを少なくいたします。

 

 私の経験では、同じ銀行でも何故か地域間、支店間、担当者によってルールが違う場合があり、例え不動産業者があの時はこうだったから今回もこれぐらいで大丈夫です・・・と言っていても、念の為に必ず確認をとっておくことは重要だと思います。あとで「えー違うの?」では済まされないことになります。

 

 お恥ずかしながら、私共も失敗談には事欠きません。住宅金融公庫の抵当権抹消を自分では確認をせず、いろんなことに忙しいお客様にお任せしてしまったせいで、決済日1週間前に手続きを取っていないことが分かり、決済日をずらしていただくなど、大慌てに動いたことがあります。念には念を入れてという姿勢が重要だと思います。

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