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2009年09月14日

町家バンク、住民とのトラブル懸念で設立遅れる。

 古い町家が多く残る滋賀県近江八幡市旧市街で、空き町家が増えており、活用が期待されているが、その一環として市(市役所)が旧市街の空き町家の賃貸・売買情報を登録、発信するため7月の運用開始を目指していた「町家バンク」の設立が遅れ、9月になってもスタートできずにいるとのことです。

 その理由は、町家を活用する際の周辺住民とのトラブルを懸念する意見が関係者から出ているためで、市は「周辺住民の意見も反映される仕組みにして、できるだけ早く設立したい」と説明しているとのことです。市ではトラブル対策として、物件登録時に周辺住民に通知したり、「店舗には使わないでほしい」など周辺住民の希望を取引当事者に伝える仕組みを取り入れる方針のようです。なお、「購入や賃貸を希望する問い合わせはすでに20件ほどある。できるだけ早く運営団体を設立し、制度を発足させたい」としている。

 町家の再生と活用には、経済活動との連動が必要であると考えていますが、店舗には使わないという規制はマイナスでしかないものと思います。むしろ、深夜営業の禁止や防音措置を講じるなどして、商業的利用を認めつつ、周辺に住む方々との調和を選択した方が再生と活用の視点からは、より良いのではないかと考えられませんでしょうか?

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