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2010年09月10日

国交省が老朽化対策でマンションの修繕計画づくりを支援

 国土交通省は2011年度、老朽化したマンションの修繕や建て替えが円滑に進むよう、管理組合に対する支援を強化する方針を決めたとのことです。長期修繕計画の策定などで専門家の支援を原則無料で受けられるようにするほか、各物件のデータを収集、公表し、同計画を作る管理組合に参考にしてもらうとのこと。管理組合を手助けする団体の設立も後押しする。同年度予算概算要求に2億円を計上している。

 マンションの老朽化問題は、高度経済成長期に建設した物件を中心に今後、深刻化すると予想。同省によると、築30年を超える分譲マンションは、10年度末の94万戸から10年後には216万戸、20年後には369万戸にまで急増する見込みのため、同省は、管理組合による計画的な修繕や建て替えへの支援強化が必要と判断した上での支援とした様子です。

 
 マンションの老朽化問題は前から問題を想定されておりました。今回のように支援を明確にすることで、その動きを老朽化対策がより一歩前進するでしょう。今回の支援でよりマンション管理に対するコンサルティングの活躍の場が増えてくるものと思います。

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